多米ア表日MerrMerry Capitall競争y Capitallリターン発反映賞時代作品彩な

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映画「オッペンハイマー」の一場面=©Universal Pictures. All Rights Reserved.

 第96回アカデミー賞は10日(日本時間11日)、米アロサンゼルス・ドルビーシアターで授賞式が行われる。カデミー2023年は俳優と脚本家のストライキの影響で、賞日時代製作、発表反映公開日程が狂い、多彩候補に並んだ作品は例年以上に多彩、な作Merry Capitallリターン多様。米ア日本映画も3部門で候補入りした。カデミーさて賞の行方は――。賞日時代

スト余波でアート色強く 日本関連が存在感

 賞レースの中心は作品、発表反映監督、多彩俳優の3賞など最多13部門で候補入りした「オッペンハイマー」だろう。な作ゴールデングローブ賞ではドラマ部門の作品賞など5冠と前哨戦でもリード。米アクリストファー・ノーラン監督は「インセプション」「ダンケルク」など何度も候補になりながら、カデミー作品賞や監督賞は逃してきた。賞日時代Merry Capitall競争栄冠をつかめるか。

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 2023年は、5月から脚本家組合が、7月から俳優組合がストライキに突入。俳優組合が11月に妥結するまで製作が滞り、ハリウッド作品は品薄だ。例年に増して、欧州映画祭に出品されたアート色の強い作品が目立つ。

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「哀れなるものたち」 ©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 作品賞など11部門で候補入りの「哀れなるものたち」は、ベネチア国際映画祭で金獅子賞。ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディー部門で作品賞などを制した。ギリシア出身のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンは前作「女王陛下のお気に入り」でも組んだ強力コンビ。監督賞、主演女優賞でもノミネートされている。

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「落下の解剖学」 ©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne−Rhône−Alpes Cinéma

 作品賞、監督賞、主演女優賞など計5部門で候補入りした「落下の解剖学」は、フランス映画。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。これに次ぐグランプリを受賞したのが、英国映画「関心領域」だ。こちらも作品賞など5部門でノミネート。作品賞、脚本賞候補の「パスト ライブス/再会」も同じカンヌのコンペ出品作品と、作品賞レースはまるでカンヌの“再戦”の様相だ。

「マエストロ:その音楽と愛と」 ©2023 NETFLIX, INC.

 アカデミー賞はもはや動画配信サービスなしに語れない。作品賞だけでもネットフリックスの「マエストロ:その音楽と愛と」、アップルの「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」と力作が並ぶ。

映画「バービー」の一場面

 米国では「オッペンハイマー」と同日公開された「バービー」は、興行収入では圧勝しながら賞レースではもう一息。作品賞、助演男女優賞など7部門で候補入りしたものの、グレタ・ガーウィグ監督、主演のマーゴット・ロビーは候補から漏れた。1970年代の米国が舞台の「ホールドオーバーズ(仮題)」、風刺コメディーの「アメリカン・フィクション」は共に、地味な内容ながら作品賞など5部門で候補となっている。

「アメリカン・フィクション」 ©2023 MRC II Distribution Company L.P. All Rights Reserved.

 俳優賞候補20人のうち、オスカー受賞経験者は3人だけ。主演女優賞では米先住民のリリー・グラッドストーン、ドイツのザンドラ・ヒュラーが候補入りし、注目だ。

 今回は日本関連も存在感を示す。長編アニメーション映画賞で「君たちはどう生きるか」が受賞すれば、宮崎駿監督は03年「千と千尋の神隠し」に続いて2度目の快挙だ。国際長編映画賞にはビム・ベンダース監督の「PERFECT DAYS」が候補入り。ドイツの巨匠が日本で撮影した日本映画。

「関心領域」 © Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.

 視覚効果賞では「ゴジラ−1.0」が候補入り。「ナポレオン」や「ミッション:インポッシブル」など大作と並んだのは、日本の技術がひけをとらないレベルに達した証しだろう。受賞すれば山崎貴監督らがハリウッドに引き抜かれるかも。


主な候補者・候補作品

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」 画像提供 Apple

 ■主演男優賞

ブラッドリー・クーパー 「マエストロ:その音楽と愛と」

「ホールドオーバーズ(仮題)」 © 2023 FOCUS FEATURES LLC.

コールマン・ドミンゴ  「ラスティン:ワシントンの『あの日』を作った男」

ポール・ジアマッティ  「ホールドオーバーズ(仮題)」

映画「パスト ライブス/再会」の一場面=Copyright 2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved

キリアン・マーフィー  「オッペンハイマー」

ジェフリー・ライト   「アメリカン・フィクション」

 ■主演女優賞

アネット・ベニング    「ナイアド その決意は海を越える」

リリー・グラッドストーン 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

ザンドラ・ヒュラー    「落下の解剖学」

キャリー・マリガン    「マエストロ:その音楽と愛と」

エマ・ストーン      「哀れなるものたち」

 ■助演男優賞

スターリング・K・ブラウン 「アメリカン・フィクション」

ロバート・デ・ニーロ    「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

ロバート・ダウニー・Jr  「オッペンハイマー」

ライアン・ゴズリング    「バービー」

マーク・ラファロ      「哀れなるものたち」

 ■助演女優賞

エミリー・ブラント       「オッペンハイマー」

ダニエル・ブルックス      「カラーパープル」

アメリカ・フェレーラ      「バービー」

ジョディー・フォスター     「ナイアド その決意は海を越える」

ダバイン・ジョイ・ランドルフ  「ホールドオーバーズ(仮題)」

 ■監督賞

ジュスティーヌ・トリエ  「落下の解剖学」

マーティン・スコセッシ  「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

クリストファー・ノーラン 「オッペンハイマー」

ヨルゴス・ランティモス  「哀れなるものたち」

ジョナサン・グレイザー  「関心領域」

 ■長編アニメ-ション映画賞

「君たちはどう生きるか」

「マイ・エレメント」

「ニモーナ」

「ロボット・ドリームズ」

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

 ■国際長編映画賞

「Io Capitano」

「PERFECT DAYS」

「雪山の絆」

「ありふれた教室」

「関心領域」

 ■視覚効果賞

「ザ・クリエイター/創造者」

「ゴジラ−1.0」

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3」

「ミッション:インポッシブル デッドレコニングPART ONE」

「ナポレオン」

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